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コーヒー用語集

コーヒーやエスプレッソ、ティスティングなどに関する用語を集めました。
具体的にどういう意味なのかを知ると、さらにコーヒーの理解が深まります。

味わいの強さ

味わいの強さは、ロースティングの程度(ロースティングから生じた風味の強さ)、そのボディおよび苦味によって 左右されます。コーヒーに含まれるカフェインの量を指すものではありません。

浅煎り

浅煎りとはコーヒー豆の焙煎度合いを4段階で表したときの最も浅い煎り方になります。焙煎度合の8段階でいう 「ライトロースト」「シナモンロースト」にあたります。強い酸味が特徴で、酸味のある良質の豆に適してします。

麻袋(あさぶくろ・またい)

コーヒーの生豆を生産地から運搬する際に入れて運ばれる麻の袋のことです。 通気性が良いため湿気が溜まりにくく丈夫なことから、コーヒー生豆を保管するのに最適と言われています。 麻袋についている表示やラベルには、生産国名、銘柄、等級、積み出し港、輸出入業者の名前などが記載されています。

アマレーロ種

アマレーロ種とは、ブルボン種を改良品種したアラビカ種のコーヒー豆のことで、正式名称は 「カトゥラ・アマレーロ」。完熟しても果実の色が黄色の為「イエローブルボン」と呼ばれ、 ブルボン種より甘みが強く、生産性が高いのが特徴です。コロンビア、ブラジルといった南米地域で 栽培されています。

アフターテイスト

コーヒーの飲んだ後、口に残る香味をいいます。コーヒーもワインのように心地よい香りと味わいが残り、 余韻を楽しむことができます。

アフターミックス(単品焙煎)

アフターミックスとは、一種類の豆だけを焙煎した後に混ぜ合わせる、焙煎方法のこと。 それぞれの豆の特性に適した時間で焙煎するため、豆のポテンシャルを引き出すことができます。

アラビカ種

アラビカ種とは、ロブスタ種、リベリカ種とともにコーヒー豆の三大原種の1つで、世界全生産量の約70%を 占めています。エチオピアを原産地としており、その地域の土壌や気候等によって個性豊かな味わいに変化 していきました。アラビカ種の栽培は、標高1,000~2,300mの高地で行われ、収穫時には大変労力が必要です。 高温多湿に弱く、また霜や乾燥、耐病性に弱いこともあり、手間がとても掛かります。

粗挽き

ザラメくらいの粒度で、コーヒーの苦みは抑えられ、酸味が際立つ味わいになります。比較的、粉を多めに使う ドリップやフレンチプレス(=コーヒープレス)などに向いた挽き方です。粉が粗いため、抽出時間を長めにするのが、 おいしく淹れるポイントです。

アメリカンコーヒー

浅煎りのコーヒーを多めの湯で淹れたコーヒーのことです。以前の喫茶店では、通常のコーヒーにお湯を足して アメリカンコーヒーとして提供していたお店もありました。アメリカンコーヒーは、アメリカでは通じない日本語です。

アイス・ラテ

アイス・ラテとは、冷たいミルクと氷を先に入れ、最後のエスプレッソを注ぎ、混ぜたアレンジコーヒー のことです。

アロマ

抽出したコーヒー液の香りを「アロマ」、抽出したコーヒー液を口に含んだときの香りを「フレーバー」といいます。 また、焙煎時の熱で生じるコーヒー特有の香り、焙煎豆・粉砕したコーヒーの香りを「フレグランス」といい、 コーヒーの香りの呼び方は、使い分けをしています。

アンウォッシュド(ナチュラル、非水洗式)

アンウォッシュドとは、コーヒーの精製方法の一つ。コーヒーを実のまま乾燥場で天日に干して数日から2週間ほど 乾燥させ、乾いた果肉(赤い実が黒く変色)と内果皮(パーチメント)などを取り除く脱穀をおこない、生豆を取り出します。

イエメン(モカマタリ)

モカは、かつてコーヒーの出荷港として栄えた港の名です。中煎りでは柔らかな酸味を感じ、 深煎りでは豊かなコクと芳醇な香りを感じられます。

イタリアンロースト

イタリアンローストとは、コーヒー豆の焙煎度合いを8段階で表したときの最も深い煎り方。 焦げた香味が強く、煙の香味も感じられ、豆の表面の色は黒に近くなります。 酸味はなく、深い苦味の質が舌に残ります。

インスタントコーヒー

インスタントコーヒーとは、コーヒーを抽出しエキスを乾燥させて粉末に加工したもので、 お湯を注ぐだけで簡単・手軽にコーヒーが作れるインスタント食品です。製法から、 スプレードライとフリーズドライとに大別されます。

ウォッシュドコーヒー

水洗式を用いて精製した生豆を指します。

ウォッシュド(水洗式)

ウォッシュドとは、世界で最も広く行われているコーヒーの精製方法の一つ。収穫したコーヒーの実を水の中に入れ、 石などの夾雑物や未熟豆を取り除いた後、柔らかくなった果肉部分を取り、粘液質(ミューシレージ)を除去した後、 もう一度水で洗い流して乾燥させ脱穀し、生豆にして乾燥させます。アンウォッシュドに比べて、コーヒー豆の見た目が 良く整いやすいので、商品価値が高くなります。

ウェット・カプチーノ

ウェット・カプチーノとは、エスプレッソに対して、フォームドミルク(泡立てた牛乳)より スチームドミルク(温めた牛乳)の割合が多いアレンジコーヒーのことをいいます。

ウォーターコーヒー(水出しコーヒー、ダッチコーヒー)

ウォーターコーヒーとは、水で抽出する水出しコーヒーのこと。冷たい水で時間をかけて、じっくり コーヒーを抽出します。カフェイン等の刺激成分が少なく、コクがある、酸化しにくいなどの特徴があります。 ドリップ式で抽出したコーヒーよりも、角の取れた丸みのある味わいが楽しめます。

エスプレッソ

エスプレッソは、1903年のイタリアでコーヒーをもっと速く抽出したいと考えたLuigi Bezzeraによって発明された、 現在のエスプレッソマシンの原型となる高圧抽出の技術が起源となります。これにより「エスプレッソ」という名称は、 イタリア語で「速い」を意味する'esprimere'に由来しています。エスプレッソとは、単なるコーヒーの種類やカップのサイズを 意味するものではなく、細かく挽いたコーヒー豆に高い圧力をかけながら熱湯を通して抽出するスタイルのコーヒーを意味します。 濃厚なボディ、芳醇でいつまでも残るアロマ、そして厚みのあるクレマがエスプレッソの特長です。

エスプレッソマシン

エスプレッソマシンとは、エスプレッソ用に細かく挽いたコーヒー粉を、蒸気圧を使った高いポンプ圧をかけて抽出する コーヒーマシンのことです。豆の挽きから抽出までの全てをマシンでおこなうタイプが フルオート(全自動式) 、 タンピング、ホルダーの装着、スチームを人によって行い、抽出をマシンが行うエスプレッソマシンを セミオートと 呼ばれています。

エチオピア(モカ)

コーヒー発祥の地、エチオピア。昔はイエメンのモカ港から出荷されていました。 フルーティーな甘い香りと柔らかな酸味とコク。モカ・ハラー、モカ・シダモが有名。

SCAA(アメリカスペシャリティコーヒー協会)

SCAAとは、Specialty Coffee Association of Americaの略。SCAAは、1982年に設立され、 世界最大のコーヒーの取引の団体です。スペシャルティコーヒーの開発と促進のために 様々なイベントや、おいしいコーヒーの抽出基準、焙煎の研究、エスプレッソなどの訓練教育、 各プロセスの認定制度の導入や、生産地連携など、積極的に活動を行っています。 設立前までは、生産国が独自に決めた評価によってコーヒーの格付けがされていましたが、 消費者によりわかりやすい基準を設けて、評価に統一性を持たせるようにしました。

SCAJ(日本スペシャリティコーヒー協会)

SCAJとは、Specialty Coffee Association of Japanの略。SCAJは、2003年に設立され、日本の消費者や世界のコーヒー生産者の 「スペシャルティコーヒー」に対する認識や理解を深め、コーヒー消費の拡大、コーヒー業界の発展を目的とした活動をしている 団体です。年に一度、スペシャルティコーヒーカンファレンスが行われ、日本全国&世界各国からコーヒー関係者が集います。 コーヒーに特化したイベントとしては、アジア最大規模です。

オールドクロップ

オールドクロップは、収穫されてから2年以上たった 生豆 のこと。水分量が少なく焙煎しやすいですが、味や風味は薄れます。

オフィスコーヒーサービス

オフィスコーヒーサービスとは、コーヒーメーカー、エスプレッソマシンを提供するサービスのことです。 近年のオフィスコーヒーサービスは、オフィス環境の変化によりニーズに合わせて様々なサービスを提供しています。

ICO(国際コーヒー機関)

国際コーヒー機関(International Coffee Organization)は、1962年に制定された国際コーヒー協定を円滑にの運営管理 するための機関、1963年に発足しました。本部は、イギリスロンドンにあります。

ICA(国際コーヒー協定)

国際コーヒー協定とは「ICA(International Coffee Agreement)」のことで、コーヒーの需要と供給のバランスを均衡に すること、コーヒー豆の価格を安定させることを目的とした国際商品協定のことです。1962年に成立し、日本は1964年 から加盟しています。

か行

カフェインレス

カフェインレスは、カフェイン含有量が少ないものを指し、含有率が0.1以下に抑えられたものを指します。 欧米ではカフェインレスコーヒーの需要が多く、市場の20%程度を占めるに至っています。

カフェイン除去(ネスプレッソ®の場合)

カフェインの除去は、生豆を焙煎する前に行われます。通常は溶剤または水を使って溶解させ、生豆からカフェインを取り除きます。 ネスプレッソのデカフェ(カフェインレス)のグラン・クリュは、水のみを用いるプロセスでカフェインを除去しています。

カプセル(ネスプレッソ用)

焙煎されて粉砕されたコーヒーは、カプセルに適量ずつ詰められます。ネスプレッソは空気、光、湿気から保護する素材(アルミ材)で カプセルコーヒーを開発しました。このカプセルによって、コーヒーが発する複雑なアロマは、12ヵ月にわたり保持されます。

柑橘系の香り(ネスプレッソ®のコーヒー表現の場合)

レモン、ベルガモット・オレンジなどのあらゆるタイプの柑橘類を思わせます。

嗅覚

コーヒーを口にする前に、カップから立ちのぼるアロマをお楽しみください。フルーツや花の香りといった、 最も軽やかでデリケートなアロマが最初に放たれる傾向があります。次にコーヒーをかき混ぜると、より濃厚な焙煎の香りがあらわれます。

木のような香り

乾燥した木材や木の鉛筆を思い出させますが、樫の樽の中で醸成されている製品も思い出させます。針葉樹や芳香性の木材 (ビャクダンなど)の香りに通じることもあります。

クレマ

クレマとは、エスプレッソの最上層にできるムース状の細かい泡の層のこと。スプーンでかき回しても消えないくらい しっかりした泡が理想とされています。クレマには、エスプレッソのアロマ(香り)を閉じ込める役割があるからです。 クレマの色は、ヘーゼルナッツのようなブラウンカラーをしています。

*ネスプレッソコーヒーメーカーが生み出すクレマ

ネスプレッソコーヒーメーカーの高圧抽出システムは、コーヒー豆の品質と相まって、豊かでなめらかなクレマを生み出します。 淹れたあとも、エスプレッソは生きつづけます。花のような香りがまず現れるのに対し、より濃厚な焙煎した香りなどのアロマはより ゆっくりこの時点では、「クレマ」と呼ばれるクリーミーな泡が重要な役割を果たします。クレマはコーヒーを覆う一種のふたの役目をし、 と現れます。最も揮発性の高いアロマが逃げるのを防ぎます。クレマの質は、ネスプレッソの重要な第一印象を生み出し、コーヒーに 口をつける前に飲む気をそそることで、コーヒーの味わいに自然に影響を及ぼします。

グリーン・コーヒー(生豆)

農園で精製されたのち、まだ、ローストされていないものをグリーン・コーヒー(生豆)と呼びます。コーヒー豆は通常この状態で農園 から送り出されます。

カウンターコーヒー

カウンターコーヒーとは、コンビニエンスストアなどのレジカウンターに備え付けているコーヒーマシンに、カップを置いてセルフ式で 抽出するコーヒーのこと。

カップオブエクセレンス(COE)

カップオブエクセレンス (Cup of Excellence )とは、その年に収穫されたコーヒー豆の中から最高品質ものを決めるコーヒーの国際的な 品評組織、品評会、称号のこと。カップオブエクセレンスに選ばれたコーヒー豆はインターネットオークションにかけられ、世界中の コーヒー業者が入札。

カップテイスター

カップテイスターとは、コーヒー生豆の売買に際して、産地、銘柄ごとの品質などを鑑定するために行う味覚検査をする人のことを いいます。カップテイスターは、優れた嗅覚や味覚が要求され、香り、酸味、甘味、苦味、コクや異臭、異味の有無など、さまざまな 味の要素をチェックします。

カーレント・クロップ

カーレント・クロップとは、当年度に収穫され少し時間の経ったコーヒーの生豆のこと。コーヒー年度は10月~翌年の9月まで。 但し、ニュークロップと同じもののことを指す場合もあります。

カップテスト(カッピング)

カップテストとは、コーヒーを口に含みながら、産地・銘柄ごとの品質を鑑定する味覚検査のことです。 カップテストは、コーヒーの生豆は仕入れる前、欠点がないか確認するために行います。 コーヒーの品質を見分けるための方法として、世界中で行われており、カップ間のバラつきがないか必ず2人以上で行い、 そのコーヒー豆の特徴を持っているかをチェックしています。

カトゥーラ種

カトゥーラ種とは、ブラジルで発見されたブルボン種が突然変異してできたコーヒー豆で、高品質で良質な酸味がある品種です。 カトゥーラ種は、ブルボン種よりもさび病に強い品種で、収穫量も多いのが特徴です。

カフェ・オ・レ( café au lait )

カフェ・オ・レとは、深めの焙煎豆で抽出したコーヒーと、温めた同量のミルクを合わせたドリンクです。 フランス生まれの飲み方で「カフェ・オ・レ・ボウル」というカップを使って飲まれています。 「オ・レ」とはフランス語で「ミルク」の意味です。

カフェイン

カフェインとは、さまざまな薬理作用を持ち、コーヒーの代表的な成分として知られています。 植物の葉、幹、種などに含まれる植物由来の天然成分です。興奮、利尿作用があり、苦味があるのが特徴です。

カフェ・コン・パンナ

カフェ・コン・パンナはエスプレッソの上にホイップクリームを浮かべたコーヒーのこと。コン・パンナとは、 「コン=乗せる」「パンナ=ホイップクリーム」という意味であり、コン・パンナでホイップクリームを乗せたもの というイタリア語になります。 ココアパウダーをかけることもあります。

カフェ・マキート

カフェ・マキアートは「エスプレッソ・マキアート」とも呼ばれ、エスプレッソに少量のフォームドミルク (泡立てた牛乳)を浮かべたアレンジコーヒーのことです。「マキアート」とは、イタリア語で「染みのついた」 という意味。エスプレッソに注いだミルクの跡が染みのように見えることから名づけられました。 本場イタリアの「マキアート」は、「エスプレッソ3:フォームドミルク1」の割合が基本です。

カフェ・ラテ

カフェ・ラテとは、エスプレッソとスチームドミルク(温めた牛乳)を多めに混ぜた、イタリア生まれのコーヒーです。 イタリア語でカフェは「エスプレッソ」、ラテは「ミルク」を意味します。

カプチーノ

カプチーノとは、エスプレッソにスチームドミルク(温めた牛乳)とホイップドミルク(泡立てた牛乳)を混ぜたコーヒーのことです。 イタリアで好まれているコーヒーの飲み方の1つで、エスプレッソとミルクの割合はお店や好みによってさまざまです。 シナモンやココアパウダーを入れ、風味付けすることもあります。

カプチーノ・スクーロ

カプチーノ・スクーロとはエスプレッソに対してミルクの量が比較的少ないカプチーノのことです。 スクーロとはイタリア語で「暗い」という意味です。

外皮(outer skin)

外皮とは、コーヒーの実の一番外側をおおっている皮のこと。通常は、成熟していくにつれて赤くなりますが、黄色くなる 種類もあります。

カトゥアイ種

カトゥアイ種とは、1949年からブラジル・サンパウロ州のカンピーナス農業試験場 (IAC) で、「 カトゥーラ種」と「ムンドノーボ種」を 交配させてできたコーヒー豆のことです。病虫害に強い品種です。

果肉

果肉とは、「パルプ」とも呼ばれコーヒーの実の外皮に包まれたゴム質の部分のことをいい、水分と糖分を多く含みます。

カフェインレスコーヒー

カフェインレスコーヒーとは、コーヒー生豆の段階でカフェインの成分を90%以上取り除いたものを「カフェインレスコーヒー」と呼びます。 代表的なカフェインの抽出方法として、二酸化炭素抽出法、ウォーター・プロセス(水による抽出)、有機溶剤による抽出法があります。

カフェ・モカ

カフェ・モカとは、エスプレッソコーヒーをベースに、チョコレートシロップとスチームドミルク(温めた牛乳)を加えたものです。 上にホイップクリームや、さらにその上からチョコレートソースをトッピングしてアレンジを施します。 「モカ」はコーヒーの意味で、アメリカ生まれの飲み物です。

カプチーノ・キアロ

カプチーノ・キアロとはエスプレッソに対してミルクの量が比較的多いカプチーノのことです。 キアロとはイタリア語で「明るい」という意味です。

キリマンジャロ

タンザニアでされたアラビカ種コーヒー豆のこと。但し、ブコバ地区でとれるアラビカ種コーヒー豆は含まない。 しっかりした酸味と程よいコク、芳醇で重厚な風味。中煎りで甘さを伴うコクとすっきりした酸味、 やや深煎りで濃厚なコクが生まれます。

カネフォラ種

カネフォラ種は、一般的に「ロブスタ」と呼ばれています。 カネフォラ種の多くが「ロブスタ」で、カネフォラ種を代表する品種です。

Qグレーダー

コーヒーの専門技能の国際資格であり、正式には「Licensed Q Grader」と呼ばれ、コーヒーの品質を 評価できる職人を指します。QグレーダーはSCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順に "則ってコーヒーの評価ができるとQグレーダーに認定されます。 "

銀皮(シルバースキン)

銀皮とは、コーヒーの豆の外側をおおっている薄い種皮、センターカット(溝の部分)にある白い薄皮のこと をいいます。銀色に見えるので「シルバースキン」とも呼ばれ、別名「チャフ」とも言われています。 コーヒー豆の精製工程で、ほとんど取り除かれます。

グラインダー

グラインダーとは、焙煎したあとのコーヒー豆を粉砕する機械のこと。「必要な量」を「必要な時」に挽いて、 淹れることができるのが、コーヒーの味わいを高めることができます。 「家庭用」はミル、「業務用」はグラインダーと呼ばれることがが多いようです。

グラインド

グラインドとは、焙煎したコーヒー豆を挽いて粉砕することです。コーヒーを抽出する時に使用する器具に 合わせてた挽き方を設定し、コーヒーを淹れる直前に必要な量を挽くのが好ましいとされています。

クラシフィカドール

クラシフィカドールとは、ポルトガル語で「コーヒー鑑定士」のことです。ブラジル政府が公認する国家資格で、 クラシフィカドールにはコーヒーの品質審査だけでなく買付、国内販売、輸出といった商才も求められます。

クロップ

クロップとは農産物としての生豆のこと。または収穫年を意味することもあり、収穫期別にニュー・クロップ、 カーレント・クロップ、パスト・クロップ、オールド・クロップに分けられます。

コーヒー

コーヒーとは、コーヒーノキという植物の果実の種子を焙煎したもので、湯または水で抽出された飲み物の ことです。また、抽出される前の粉や挽く前の焙煎された豆も、コーヒーと呼ばれることが多いです。

コーヒーシュガー

コーヒーシュガーとは、カラメル溶液を加えて茶褐色に着色した小粒の氷砂糖のこと。 コーヒーシュガーを加えたコーヒーは、コーヒーの苦味を味わいながら、甘さの変化を楽しめます。

コーヒーノキ

コーヒーノキは、クチナシやキナノキと同様、アカネ科(Rubiaceae family)に属します。コーヒーノキ属のうち、商業栽培 されているものは2種しかありません。アラビカ種(Coffea Arabica)とロブスタ種(Coffea Canephora、カネフォラ種ロブスタ) の2つです。

ココアのような香り(ネスプレッソ用語集より)

この香りは、ダーク・チョコレート、ココアを思い出させます。ほのかな甘草(かんぞう)の香りを伴っていることもあります。

穀物のような香り(ネスプレッソ用語集より)

パン、トースト、朝食用シリアルを思い出させます。クルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを思い出させることもあります。

コーヒープレス(=フレンチプレス)

フランスで開発されたコーヒー抽出器具。 使い方は、粗めに挽いたコーヒーとお湯をポットに入れて浸し、金属フィルターを押し沈めて注ぐだけなので、 手軽にコーヒーを淹れることができます。抽出工程がシンプルなので、味のばらつきが少ない器具です。

コーヒーベルト

北・南緯25度の間(赤道周辺のエリア)はコーヒーが栽培される地帯で、コーヒーベルトと呼ばれています。

コーヒーロースター

コーヒーロースターとは、コーヒー豆を焙煎するための器具、機械のこと。焙煎方式は「直火焼き」「熱風式」 「遠赤外線式」と3つあり、業務用の大型のものから家庭で使用できる手軽でコンパクトなものまであります。

コーヒー飲料

コーヒー飲料とは「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約および施行規則」に従った、リキッドコーヒー製品の 分類の中の一つです。製品内容量100g中の生豆使用量が2.5g以上5g未満のものをいいます。

コロンビア

北部、中部、南部とそれぞれ特徴が違うコロンビア。標高が高く、手作業でコーヒーチェリーを収穫する農園が多い。 特有のしっかりした酸味とコク、重厚な風味、甘い香りのマイルドなコーヒー。ブレンドのベースとしてよく使われます。

国際コーヒー機関(ICO)

国際コーヒー機関(International Coffee Organization)は、1962年に制定された国際コーヒー協定を円滑にの運営管理 するための機関、1963年に発足しました。本部は、イギリスロンドンにあります。

国際コーヒー協定(ICA)

国際コーヒー協定とは「ICA(International Coffee Agreement)」のことで、コーヒーの需要と供給のバランスを均衡に すること、コーヒー豆の価格を安定させることを目的とした国際商品協定のことです。1962年に成立し、日本は1964年 から加盟しています。

キャラメル・マキアート

キャラメル・マキアートとはカフェラテをキャラメル味のシロップで味付けしたフレーバーコーヒーのことです。

グアテマラ

グアテマラの国土の約7割が火山で、寒暖差が激しく、雨も多いのでコーヒー栽培には最適な環境が整っています。 甘さを伴った豊かな香りと明るい酸味、コクのある味わいは、中米産の中でも高く評価されています。

グリーンコーヒー(Green coffee)

グリーンコーヒーとは、コーヒーの生豆(なままめ)のことです。 生豆は、コーヒーチェリーから精選や脱穀などの工程を経てつくられますが、それが淡いグリーンをしていることが名前の由来です。 または、焙煎せずに生豆のまま成分を抽出した飲み物を意味する場合があります。 ケニア 特徴的な柑橘系の酸味と、重厚なコクがあります。酸味の強さは、好みの分かれるところで、好きな方には、 この上なく好まれる味わいです。

コーヒーオイル(油脂)

コーヒーオイルは、生豆に約10%ほど含まれる脂質のことです。焙煎の過程において、深煎りになるほど表面へと 滲み出します。

コーヒーサーバー

コーヒーサーバーは、ペーパードリップなどでコーヒーを淹れる際に使う器具のこと。

コーヒーチェリー

コーヒーチェリーとは、コーヒーノキという植物になる赤く熟れたコーヒーの実のこと。 赤く熟したコーヒーの実はまるでサクランボのような見た目ということから、コーヒーチェリーと呼ばれています。

国際コーヒーの日

国際協定によって、コーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなります。 さらに、日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることか ら、1983年に、全日本コーヒー協会によって、 10月1日が「コーヒーの日」と定められ、1994年に国際コーヒー機関(ICO)により「国際コーヒーの日」と 定められました。

コーヒーインストラクター

コーヒーインストラクターとは、コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上等を目的に、全日本コーヒー商工組合連合会が 2003年に立ち上げた資格認定制度を受講し、専門知識や鑑定技術を習得した者に与えられる資格。

コーヒー鑑定士

コーヒー鑑定士とは、全日本コーヒー商工組合連合会(JCQA)による認定資格です。コーヒーの原料調達、製造加工、 品質管理などの専門職に求められる高度な専門知識と技術を有する方をコーヒー鑑定士として認定します。

コーヒーマイスター

コーヒーマイスターとは、日本スペシャルティコーヒー協会が主催する「コーヒーマイスター養成講座」を修了し、 認定試験に合格すると、コーヒーマイスターとして認定されます。コーヒーに対するより深い知識と基本技術の習得を ベースとして、お客様へ豊かなコーヒーライフが提案できるプロのサービスマンとしての認定資格です。

コスタリカ

パルプドナチュラル発祥の地、コスタリカ。国がコーヒーを栽培に力を入れているので、アラビカ種以外の栽培は、 法律で禁止されています。上品で豊かなコクと香り、まろやかな味わいが楽しめます。

極細挽き

エスプレッソマシンを使用して抽出するのに、最適な細かいパウダー状の挽き方。 エスプレッソコーヒー専用のグラインダーを使うことが好ましい。

コニロン

コニロンとは、ブラジル産カネフォラ種(ロブスタ)のコーヒー豆のこと。

コールドブリュー

コールドブリューとは、低温でじっくりと抽出した「水出しコーヒー」のこと。 ドリップ式で抽出したコーヒーよりも、角の取れた丸みのある味わいが楽しめます。

極深煎り

極深煎りとはコーヒー豆の焙煎度合いを4段階で表したときの最も深い煎り方です。焙煎度合の8段階でいう 「フレンチロースト」「イタリアンロースト」にあたります。豆が黒褐色になり、コーヒーオイルが表面に 滲み出てきます。アイスコーヒー、牛乳や砂糖を加えたカフェ・オ・レなどに向いています。

混合焙煎(プレミックス)

混合焙煎とは、ブレンドコーヒーを作るときに、あらかじめ2種類以上のコーヒー豆を生豆の段階で混合し、焙煎する方法です。

サイフォン

サイフォンとは、フラスコ内の水を沸騰させ、蒸気圧を利用してお湯を押し上げ、コーヒー粉を浸漬して 抽出していく方法です。抽出時間を守れば、味がブレにくくいつも香り高いコーヒーが味わえます。 科学実験のような、抽出過程を楽しめることからカフェや喫茶店などでよく見かける抽出方法です。

サイフォニスト

サイフォニストとは、サイフォンを使ったコーヒー抽出のスペシャリストのこと。 そのサイフォニストの競技会が「サイフォニスト・チャンピオンシップ」です。

サステナブルコーヒー

サステイナブルコーヒーとは、持続可能性に配慮したコーヒーのこと。現在のことだけではなく 未来のことも考えた上で、自然環境や人々の生活を良い状態にたもつことを目指して生産/流通されたコーヒーの総称です。

サステナビリティ(Sustainability)

サステナビリティとは、「持続可能性」という意味。地球環境と人間社会が良好な関係を保ちながら 共存し、発展し続けていこうとする考え方のこと。

酸味(ネスプレッソ用語集より)

レモンジュースを飲んだときなどに感じる感覚。コーヒーにいきいきとした切れ味を与えます。

サードウェーブ

サードウェーブコーヒーとは、2000年代に入りコーヒー業界に広まった、アメリカのコーヒー文化の ムーブメント(第三の波)のこと。味や品質へのこだわりの深まりや生産者への関心の高まりによって 現れた時流です。高品質のコーヒー豆が評価され、サードウェーブコーヒー自体がスペシャルティ コーヒーの一部とも言えます。

シェードツリー(日陰樹)

シェードツリーとは、コーヒーノキを直射日光から守るために、日陰をつくる役割で植えられている 樹木のこと。産地の農園では、バナナやマンゴー等の背の高い樹木をシェードツリーに守られて 育ったコーヒーノキは、コーヒーチェリーが大きく、熟成の度合いも均一、木が長持ちすると 言われています。また、シェードツリーの落ち葉は、肥料としても活用できます。

サーバー

(コーヒー)サーバーは、ペーパードリップなどでコーヒーを淹れる際に使う器具のこと。

直火式エスプレッソ(マキネッタ)

直火式エスプレッソとは、直接、火にかけて蒸気圧を生み出し、コーヒーを抽出する器具のこと。 抽出圧が低いため、エスプレッソマシンで抽出したきめ細かな泡(クレマ)はできませんが、 エスプレッソの風味は味わえます。

直火焙煎

直火焙煎とは、生豆に直接的に火を当てて焙煎する方法のこと。 胴体にたくさんの穴の空いた回転ドラムに生豆を入れて焙煎しますが、 加熱温度のコントロールが難しいため、高度な技術と経験が必要です。

シティロースト

ローストの8段階 の中で5番目の焙煎度合いとなります。酸味がやや残るもののコクや苦味が より増した深煎りの始まりの段階。日本で好まれる焙煎度合です。

シナモンロースト

ローストの8段階 の中で2番目に浅い焙煎度合いとなります。ライトローストよりも香りがよく、 酸味が強く残るローストです。

シルバースキン(銀皮)

シルバースキンとは、コーヒーの豆の外側をおおっている薄い種皮、センターカット(溝の部分) にある白い薄皮のことをいいます。銀色に見えるので「シルバースキン」とも呼ばれ、別名 「チャフ」とも言われています。コーヒー豆の精製工程で、ほとんど取り除かれます。

シングルオリジン

シングルオリジンコーヒーとは、単一農園・単一品種で細かくロット分けされたコーヒーのこと。 生産や収穫、輸送などを明確に管理しており、トレーサビリティ(追跡可能性)に優れた特徴を持ち、 生産者を身近に感じられる安心・安全なコーヒーです。

シングル・オリジン・エスプレッソ(ネスプレッソ用語)

産地にこだわり、単一の原産国から選んだ質の高い豆のみを使用したグラン・クリュ。

水洗式

水洗式では、チェリーをまず水洗いして分離させます。次に、完熟した実のみ、果肉と粘質物を取り去ってから、 再び水洗いして乾燥します。水洗式を用いて精製したコーヒーは、「ウォッシュド」とも呼ばれます。

スクリーン

スクリーンとは、コーヒーの生豆を大きさによって仕分ける際に使う穴の空いたふるいのことや、 その大きさの単位をいいます。穴のサイズは数段階に区別されていて、数字が大きいほど大粒の豆とされています。 生産国によってコーヒー豆に等級(格付け)がされており、スクリーンサイズが大きい豆ほど等級が高くなります。

ストリッピング(はぎ取り)

この収穫方法では、枝全体に実っているコーヒーチェリーすべてを手または機械で一挙に摘み取ります。 均質なチェリーの収穫を行うために、綿密な選別を必要とします。

スチームドミルク

スチームドミルクとは、蒸気で温めたミルクのことです。エスプレッソに入れ、カフェ・ラテなどさまざまな ミルクビバレッジを作るときに使用します。

ストレート(シングル)

ストレートとは、一種類の豆からなるコーヒーのことで、豆の個性をダイレクトに味わうことができます。

スプレードライ

スプレードライとは、インスタントコーヒーなど粉状の食品を製造するときに用いる乾燥法の一つ。 液状のコーヒー濃縮液を高圧ノズルを通して落下させ、霧状にスプレーしたエキスから熱風によって 瞬時に水分を取り除き乾燥させます。スプレードライの粒度は、細かい。

ステンレスフィルター

ステンレスフィルターとは、ステンレス製の金属でできたフィルターのこと。 コーヒーオイルがフィルターに 吸着されることなく抽出されるので、コーヒーそのものの香りや味わいが、ダイレクトに味わえます。

スペシャリティコーヒー

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、 消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。 風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、 持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。 カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての 段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup) 具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、 欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。 そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。 さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。 参照元:https://scaj.org/about/specialty-coffee   (一般社団法人 日本スペシャリティコーヒー協会)

炭焼きコーヒー

炭火を熱源として焙煎されたコーヒーのこと。

全日本コーヒー協会

全日本コーヒー協会とは、コーヒー産業の一層の発展を図るとともに、おいしく安心して飲んでいただける コーヒーをより多くの消費者の皆様にお届けし、健康で潤いのある生活に貢献することを目指す団体です。 参照元:https://coffee.ajca.or.jp/

ターキッシュコーヒー(トルコ式コーヒー)

ターキッシュコーヒーとは、中近東などで飲用されているトルコ式の作法と社交をかねた 伝統的なコーヒーのこと。イブリック(別名ジャズベ)という長い柄のついたひしゃく形の 器具(ポット)にコーヒーの粉、水、砂糖を入れて弱火で煮込んで上澄みを飲みます。 「トルコ式コーヒー」とも呼ばれています。

ダッチコーヒー(水出しコーヒー、ウォーターコーヒー)

ダッチコーヒーとは、水で抽出する水出しコーヒーのこと。冷たい水で時間をかけて、じっくり コーヒーを抽出します。カフェイン等の刺激成分が少なく、コクがある、酸化しにくいなどの特徴があります。 ドリップ式で抽出したコーヒーよりも、角の取れた丸みのある味わいが楽しめます。

タンパー

タンパーとは、エスプレッソマシンでエスプレッソを抽出するとき、ポルタフィルターに挽いた コーヒーを上から圧力をかけながら、水平に押し固める(タンピング)ための道具。

タンピング

タンピングとは、エスプレッソマシンでエスプレッソを抽出するとき、ポルタフィルターにセットした 挽いたコーヒーを上から圧力をかけながら、水平に押し固めるよう圧力をかける作業を言います。

単品焙煎(アフターミックス)

単品焙煎とは、一種類の豆だけを焙煎した後に混ぜ合わせる、焙煎方法のこと。 それぞれの豆の特性に適した時間で焙煎するため、豆のポテンシャルを引き出すことができます。

チェリー

コーヒーノキは「チェリー」と呼ばれる実をつけます。最初のうち緑色をしていますが、熟すにつれて、 橙を帯びた赤に変わってゆきます。同じ枝になった実でも、それぞれ成熟度が異なります。

中煎り

中煎りとはコーヒー豆の焙煎度合いを4段階で表したときの2段階目、豆が栗色になった段階の煎り方です。焙煎度合の8段階でいう 「ミディアムロースト」「ハイロースト」にあたります。日本人に好まれる一般的な焙煎です。口当りが柔らかく、コーヒーそのもの を味わうのに適しています。

中挽き

グラニュー糖とザラメの中間程度の粒度。抽出方法は問わない、一般に市販されているコーヒー粉の粒度。 ドリップをはじめ、サイフォン、フレンチプレス(=コーヒープレス)など、あらゆる抽出方法に対応できる ポピュラーな挽き方です。

中細挽き(ちゅうぼそびき)

中細挽きとは、グラニュー糖の粒と同じくらいの大きさで、ペーパードリッパーのコーヒーメーカーなどで よく使われる挽き方。中挽きと細挽きの中間の大きさで、苦みと酸味のバランスがよいオーソドックスな 味わいが抽出できます。

ティピカ種

アラビカ種の起源と言われているティピカ種は、最も原種に近い品種です。 サビ病に弱く日陰を多く必要とし、収穫量も安定しない、栽培が大変難しい品種です。

デカフェコーヒー

デカフェコーヒーは、脱カフェイン処理をしたコーヒーのこと。100%カフェインを含まないというわけではありません。 欧州では、デカフェに一定の規格が設けられており、カフェイン含有率がコーヒー豆中の0.2%以下であるものをデカフェと呼ぶ。 日本ではカフェイン含有量の規定は存在しません。

デザイン・カプチーノ

デザイン・カプチーノとは、カプチーノの泡の表面にピックを使って、文様やイラストなどを描く 「エッチング」により、デザインされたカプチーノのこと。

デミダスコーヒー

デミダスコーヒーとは、深煎りの豆をネルドリップ(布)でじっくり抽出、濃いめに淹れたコーヒーのこと。 一般的には、小さめのカップに入れます。

デミダスカップ

デミダスカップとは、カフェなどでエスプレッソを注文したときに提供される小さなカップのこと。 デミダス(demitasse)とは、フランス語で「demi=半分の」「tasse=コーヒーカップ」という意味です。

ドライ・カプチーノ

ドライ・カプチーノとは、スチームドミルク(温めた牛乳)より、フォームドミルク(泡立てた牛乳)の割合が多い カプチーノのことで、ミルクの泡が多くふわっとしているアレンジコーヒーです。

ドリッパー

ドリッパーとは、コーヒーの粉を入れたフィルターをセットして、コーヒーを抽出する際に使用する 底に小さな穴のあいた器具のこと。「コーヒードリッパー」とも言います。

ドリップ

ドリップとは、コーヒー粉にお湯を注いで抽出する手順のこと。

ドリップコーヒー

ドリップコーヒーとは、主にハンドドリップやフィルターを使うコーヒーメーカーなど、コーヒーにお湯を注ぎ、 お湯の重みだけで成分を抽出したコーヒーのことを指します。

トレーサビリティ(traceability)

トレーサビリティとは、原材料の生産から流通・販売までのすべてのルートが追跡可能なことです。 日本語では「追跡可能性」と呼ばれています。

内果皮(パーチメント)

内果皮とは、生豆あるいはコーヒーの実(果肉)とシルバースキン(銀皮)の間にある種子 (コーヒー豆)の周りを包んでいる薄茶色の皮のことで、精製のときに取り除かれる部分です。 米の籾穀にあたります。

生豆

生豆とは、焙煎される前の生のコーヒー豆のこと。

苦味(ネスプレッソ用語集より)

舌の奥に感じることがある、刺激のある味。チコリー、ダーク・チョコレート、ココアなどを 口にした時に感じます。

日本スペシャリティコーヒー協会(SCAJ)

日本スペシャリティコーヒー協会とは、2003年に設立され、日本の消費者や世界のコーヒー生産者の 「スペシャルティコーヒー」に対する認識や理解を深め、コーヒー消費の拡大、コーヒー業界の発展を 目的とした活動をしている団体です。年に一度、スペシャルティコーヒーカンファレンスが行われ、 日本全国&世界各国からコーヒー関係者が集います。コーヒーに特化したイベントとしては、アジア最大規模です。

ニュークロップ

ニュークロップとは、収穫されたばかりのコーヒー豆のこと。 収穫されて1年以内のコーヒー豆は、カレントクロップと言います。

認証コーヒー

認証コーヒーとは、生産者の支援や環境保全や栽培の方法を目的に、各機関で定められた規定の評価に 合格したコーヒーのこと。「レインフォレスト・アライアンス」「有機」「フェアトレード」などがあります。

ネルドリップ(布ドリップ)

ネルドリップとは、布フィルターを使ったコーヒー抽出方法のこと。「ネル」とは、手触りが柔らかい 「フランネル」のこと。コーヒーの微粒子がフィルター内に留まり、舌触りの滑らかなコーヒーになります。

熱風焙煎

熱風焙煎とは、高品質に保つため、加熱された熱風をダクトで運び、短時間熱風で均一に コーヒー豆を焙煎する方法です。対流の影響が非常に大きいという特徴があり、 熱風量、熱風温度の変化が豆に伝わる熱量を大きく変化させます。

ノンカフェイン

もともとカフェインが「全く含まれないもの」を指します。

焙煎(ロースト)

焙煎(ロースト)とは、生豆を煎ることで、アロマや味わいの特徴を引き出す作業を指します。焙煎されたコーヒー豆 はその後、粉砕(グラインド)されます。

焙煎度

浅煎りから深煎りまで、言葉で焙煎表現を数値化したものです。(シティロースト、フレンチローストなど) コーヒー豆は、焙煎を深くするほど豆の水分などが抜けて軽くなっていきますので、 生豆の重さから焙煎後の豆の重さを割った値が焙煎度となり、焙煎した豆の色も判断材料になります。 生豆→浅煎り1ライトロースト→2シナモンロースト→3ミディアムロースト→4ハイロースト→5シティロースト →6フルシティロースト→7フレンチロースト→8イタリアンロースト 深煎り

バール(Bar)

バールとは、イタリアで簡単な食事を提供するカフェのこと。スペインでは、「バル」と呼ばれています。 バリスタがエスプレッソやカプチーノなどをカウンターで提供する立ち飲みスタイルです。

焙煎した香り

コーヒーを焙煎するときに立ち上ります。コーヒーを入れるときに放たれる、焙煎した豆のアロマを思い出させる 香りの表現です。

配合

配合とは、別々の産地で採れた複数のコーヒー豆を混ぜ合わせて作ったコーヒーのことです。 複数のコーヒー豆を組み合わせることで、さまざまなコーヒーの個性を活かしながら、 ストレートコーヒーでは味わうことのできない独自の風味を作り出すことができます。 3種類、多くても5種類程度で混ぜるのが一般的とされています。「ブレンド」ともいいます。

ハイロースト

コーヒー豆の焙煎度合いを8段階で表したときの呼び方のひとつ、中浅煎り。酸味は充分に感じられ、苦味もほんのり 感じられます。

パストクロップ

パストクロップとは、前年に収穫されたコーヒーの生豆のことをいいます。 また、前年度よりもさらに前に収穫されたコーヒー生豆のことをオールドクロップといいます。

パプアニューギニア

パプアニューギニアは、国の大部分が高地になっており、標高1,500m~2,000m付近でコーヒー豆は栽培されています。 標高が高いことによって寒暖差が大きくなり、良質な甘み・酸味を楽しめるコーヒー豆です。

非水洗式(乾燥式)

この方法では、豆を包んでいる皮を取り除きやすくするため、チェリーの果肉を乾燥させます。 非水洗式を用いたコーヒーは、「アンウォッシュド」または「ナチュラル」と呼ばれます。

バターのような香り(ネスプレッソ用語集より)

この香りは、乳製品の香りや、ビスケットやケーキに入っているバニラやキャラメルの甘い香り、 あるいはある種のペストリー生地を焼くときのアロマに似ています。

バリスタ

イタリアのバールでエスプレッソを淹れる技術をもつ者に与えられる名称。バリスタはカプチーノ、 カフェラテ、マッキャートなどあらゆるコーヒー・ベースのレシピもマスターしています。

パーコレーター

パーコレーターとは、ポット上部のバスケットにコーヒー粉を入れて熱湯を注ぎ、沸騰現象を利用して 熱湯を循環させコーヒーを抽出するコーヒー器具のことをいいます。

パーチメント(内果皮)

パーチメントとは、生豆あるいはコーヒーの実(果肉)とシルバースキン(銀皮)の間にある種子 (コーヒー豆)の周りを包んでいる薄茶色の皮のことで、精製のときに取り除かれる部分です。 米の籾穀にあたります。

ハワイコナ

適度な酸味とさわやかな香りを持つ個性的な味わい。中煎りでしっかりした酸味とコクが 味わえます。深煎りで、より奥行きのある味わいが楽しめます。

ハンドピック

ハンドピックとは、コーヒーの味を損なう欠点豆や石などの混入物を、丁寧に手作業で取り除くことをいいます。

ピーベリー

ピーベリーとは、種子が1つしかない丸いコーヒー豆のことをいい、品種ではありません。 2つに分けられるはずだった栄養素が1つの豆に注がれることから、通常のコーヒー豆よりも 油分や必須ミネラルが並外れて多く含まれているとも言われています。 ピーベリーは収穫量全体の約4~5%で希少価値が高いと言われ、普通のコーヒー豆よりも高値取引されます。

挽く

挽くとは、焙煎したコーヒー豆を粉砕することです。「グラインド」ともいいます。 コーヒーを抽出するときに使用する器具に合わせた挽き方をし、コーヒーを淹れる直前に、 必要な量だけ挽くのが望ましいとされています。

ピッキング(手摘み)

すべて手摘みによって完熟したコーヒーチェリーを選別し、収穫することです。

非水洗式(アンウォッシュド)

コーヒーの精製方法の一つ。「アンウォッシュド」ともいいます。収穫した果実を天日干しにし、 外皮などを取り除いて生豆にする方法です。

フォームドミルク

フォームドミルクとは、細かく泡立てた(空気が入って泡状になった)ミルクのことを指します。 エスプレッソマシンなどについているスチームを使い、ミルクを温めると同時にミルクを泡状にすることができます。

深煎り

深煎りとはコーヒー豆の焙煎度合いを4段階で表したときの3段階目、豆が濃い茶褐色になった段階の煎り方です。 焙煎度合の8段階でいう「シティロースト」「フルシティロースト」にあたります。少し焦げたような香ばしい ロースト香、苦みがでるのが特徴です。

フルーティーな、ワインのような香り(ネスプレッソ用語集より)

若干、ワインの香りを思い出させる、赤い果実(クロフサスグリ、ブドウ、イチゴ、ラズベリー、 ブルーベリー)のフレーバーに近い風味です。

ブレンド

さまざまな産地から選びぬかれたコーヒーを、検証を重ねた配合でブレンドすることによって、 個性ある特徴を引き出しています。

フレッシュバルブ(ワンウェイバルブ)

コーヒーの包装内の炭酸ガス、酸素を放出することで残存酸素濃度が緩やかに低下、 劣化原因となる酸素の侵入を防ぎます。(メリットとして、エイジングが不要になります。)

プレミックス(混合焙煎)

混合焙煎とは、ブレンドコーヒーを作るときに、あらかじめニ種類以上のコーヒー豆を生豆の段階で混合し、 焙煎する方法です。

フレーバー

あるコーヒーを口に含んだ時に広がるすべての感覚を指します。

粉砕(グラインド)

焙煎したてのコーヒーをグラインダーで粒子状にしていく作業を指します。 コーヒーを淹れる際の抽出時間と味わいのさまざまな側面に影響します。

ブラックコーヒー

ブラックコーヒーとは、砂糖入り・無し問わず、ミルクを入れないコーヒーを指します。

ブラジル

世界一のコーヒー生産輸出国、ブラジル。大規模農園が多い。甘みを伴った柔らかな風味の中に、 適度なコクとほのかな酸味が特徴です。ブレンドのベースによく使われます。

フラットビーン

通常のコーヒー豆のこと。「平豆」ともいい、コーヒーの実の中に向かい合わせで入っている2つの豆の面が 平らになっていることから呼ばれるようになりました。

フリーズドライ製法

フリーズドライ製法とは、低圧低温にしたエキスから昇華(液体を経ずに固体から気化する現象) を利用して水分を取り除きます。熱の負荷が少ないので、栄養成分や風味の変化が少ないと言われています。 常温で長期保存できる利点があります。

ブルーマウンテン

ブルーマウンテンは、ジャマイカ・ブルーマウンテン地区にて生産されたアラビカ種コーヒー豆をいいます。

フルシティロースト

コーヒー豆の焙煎度合いを8段階で表したときの呼び方のひとつ、中深煎り。酸味は少なく 苦味がよく感じられ、香ばしい香りがします。

フレーバー

抽出したコーヒー液体を口に含んだ時の香り、味わいのこと。

フレーバーコーヒー

焙煎段階でコーヒー豆にバニラやキャラメルなどの香りを付けたコーヒー。 海外で人気が高い。

フレグランス

コーヒーの焙煎豆や挽いた(粉砕した)コーヒーの香りのこと。

フレンチロースト

コーヒー豆の焙煎度合いを8段階で表したときの呼び方のひとつ、深煎り(濃いめの茶色)。苦味が強く、 独特の香りが楽しめます。エスプレッソ、アイスコーヒーに向いています。

フレンチプレス

フランスで開発されたコーヒー抽出器具。 使い方は、粗めに挽いたコーヒーとお湯をポットに入れて浸し、金属フィルターを押し沈めて注ぐだけなので、 手軽にコーヒーを淹れることができます。抽出工程がシンプルなので、味のばらつきが少ない器具です。 日本では紅茶を淹れるときに使われることが多く、アメリカでは「コーヒープレス」とも呼ばれています。

ブレンド

ブレンドとは、別々の産地で採れた複数のコーヒー豆を混ぜ合わせて作ったコーヒーのことです。 複数のコーヒー豆を組み合わせることで、さまざまなコーヒーの個性を活かしながら、 ストレートコーヒーでは味わうことのできない独自の風味を作り出すことができます。 3種類、多くても5種類程度で混ぜるのが一般的とされています。「配合」ともいいます。

ブラック

ブラックとは、砂糖入り・無し問わず、ミルクを入れないコーヒーを指します。

ペーパーフィルター

ペーパーフィルターとは、ドリップ式コーヒーを抽出するときに使用する紙のことです。 ペーパーフィルターはドリッパーの形状から、台形型と円錐型に分けられます。

ベトナム

東アジア、東南アジアのインドシナ半島東岸にある国、ベトナムのコーヒー生産量は、世界第2位。 低地栽培で成長が早く、病害に強い特徴のロブスタ種のコーヒーを主に栽培しています。

ベトナム(式)コーヒー

ベトナムコーヒーとは、 コンデンスミルク(練乳)を入れた上に、カフェ・フィンと呼ばれる 金属コーヒーフィルターを使って、深めに煎った豆からゆっくりと時間をかけてコーヒーを抽出、 飲む前にスプーンでかき混ぜて飲むコーヒーのことです。ベトナムで一般的に飲まれている コーヒーで、濃厚で甘い味わいがします。

細挽き

白砂糖よりわずかに大きい粒度で、コーヒーの苦味を強く抽出しやすい挽き方。 コールドブリュー(水出し)に最適です。苦味を強くしたいドリップやアイスコーヒーにも向いています。 抽出時間が短くても、苦味が強く酸味の弱いコーヒーに仕上がります。

ボディ

コーヒーのボディとは、口の中で感じるふくよかさ、粘度および重みのことです。 フルボディ・コーヒーの場合、口の中に厚みと浸透性を感じさせます。 ボディが弱いコーヒーはマイルドさ、軽さを感じさせます。

マキネッタ(直火式エスプレッソ)

マキネッタとは、直接、火にかけて蒸気圧を生み出し、コーヒーを抽出する器具のこと。 抽出圧が低いため、エスプレッソマシンで抽出したきめ細かな泡(クレマ)はできませんが、 エスプレッソの風味は味わえます。

マラジゴッペ種

マラジゴッペ種とは、ブラジルで発見されたティピカ種の突然変異種の大粒の豆のことで、 豊かな味を持っています。マラゴジッペという名前は、ブラジル・バイーア州のマラゴジッペ地区 から命名、1870年に発見されました。

マンデリン(インドネシア)

強い苦みと深いコク、軽い酸味が特徴です。個性的な風味があり、クリームのようになめらかな 口当たり、甘みのある香りが楽しめます。

麻袋(あさぶくろ・またい)

コーヒーの生豆を生産地から運搬する際に入れて運ばれる麻の袋のことです。 通気性が良いため湿気が溜まりにくく丈夫なことから、コーヒー生豆を保管するのに最適と言われています。 麻袋についている表示やラベルには、生産国名、銘柄、等級、積み出し港、輸出入業者の名前などが記載されています。

水出しコーヒー(ダッチコーヒー、ウォーターコーヒー)

ウォーターコーヒーとは、水で抽出する水出しコーヒーのこと。冷たい水で時間をかけて、じっくり コーヒーを抽出します。カフェイン等の刺激成分が少なく、コクがある、酸化しにくいなどの特徴があります。 ドリップ式で抽出したコーヒーよりも、角の取れた丸みのある味わいが楽しめます。

ミディアムロースト

ミディアムローストとは、コーヒー豆の焙煎度合いを8段階で表したときの呼び方のひとつ、中煎り。 アメリカンローストとも呼ばれ、アメリカンコーヒーに向く中煎りの煎り方です。

ミル

ミルとは、焙煎したあとのコーヒー豆を粉砕する器具のこと。「必要な量」を「必要な時」に挽いて、 淹れることができるのが、コーヒーの味わいを高めることができます。 「家庭用」はミル、「業務用」はグラインダーと呼ばれることがが多いようです。

ミルクピッチャー

ミルクピッチャーとは、コーヒーを提供する際にミルクやクリームを入れるステンレス容器のこと。 またはエスプレッソマシンに付いているスチーム・ノズルを使って、泡立てたミルクをつくるときに 使用する専用容器。カプチーノやカフェラテを作るのに使われています。「ミルクジャグ」とも言われます。

ミルクホイッパー

ミルクフォーマーとは、ミルククリーマー・ミルク泡立て器・ミルクホイッパーなどとも呼ばれ、 カプチーノなどを作る際に必要なフォームドミルクを作るための器具。

蒸らし

蒸らしとは、ドリップでコーヒーを淹れる際に、少量のお湯を注いでコーヒーの粉全体に お湯を浸透させる作業工程を言い、蒸らすことによっておいしい成分を抽出しやすくします。

ムンドノーボ種

ムンドノーボ種とは、ブルボン種とスマトラ種との自然交配で生まれたアラビカ種の一種のことで、 ブラジルのサンパウロ州、ムンドノーボ地区で1943年に発見されました。生産性が高く、病害虫にも 強いという特徴があります。

メジャースプーン

メジャースプーンとは、コーヒーの豆や粉を量るための計量スプーンのこと。

メッシュ

メッシュとは、コーヒー豆を挽いた粉の「粒度」という意味と、コーヒー用の 「ふるい」という2つ意味があります。

メキシコ

酸味の強い豆の多い中米産の中で、メキシコ産は上品な酸味と香りがバランスよく、さっぱりとしています。

モカ

モカとは、エチオピア産やイエメン産のコーヒー豆のことで、収穫産地のブランドを指す。 「モカ」の名前の由来は、イエメンのモカ港から輸出されたコーヒー豆をモカと呼んだことが始まりです。 イエメン産とエチオピア産のモカは、フルーティーな甘い香りと柔らかな酸味とコクが特徴で、 原種が同じなので風味はよく似ていますが、コーヒー豆の形は異なります。 イエメン産は、小粒で楕円の形、エチオピア産は、細長い形をしています。 エチオピア産では、「モカシダモ」「モカハラー」「モカアビシニア」「モカイルガチェフェ」などが有名。

モンスーンコーヒー

インドでは、生豆がモンスーン(季節風)にさらされると、水分を吸収して膨張し、コーヒーのアロマがさらに際立ちます。

有機栽培コーヒー

化学肥料や農薬を使わず、有機肥料などを使って土作りを収穫前の3年以上行い、農作物や土の能力を 生かした方法で栽培されたコーヒーのことです。有機JAS認証を受けた農園で栽培されます。

有機栽培

有機栽培とは、「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を 利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法 を用いて行われる農業」と定義されています。

ライトロースト

ライトローストとは、焙煎度合の段階で最も浅い煎り方。主にテイスティングに使われています。 豆の表面の色は小麦色をしており、“コーヒーの香り”がするかしないかくらいの微かな焙煎のため、 青臭さが出てくるのが特徴。

ラテ・マキアート

ラテ・マキアートとは、スチームドミルク(温めたミルク)とフォームドミルク(泡立てたミルク)を カップに注ぎ、その上から少量のエスプレッソを注いだコーヒーのこと。 スチームミルクとフォームドミルクの上に少量のエスプレッソコーヒーを注いだもの。「マキアート」とは逆

リベリカ種

リベリカ種とは、アフリカのリベリアを原産地とするアラビカ種やカネフォラ種(ロブスタ)と並ぶ コーヒー豆の三大原種の一つ。リベリカ種の流通量はとても少なく、世界全体を見ても1%以下。 リベリカ種のコーヒーノキは平地でも栽培でき、コーヒーの実が成熟するまでの期間は長くさび病に弱い。 成熟すると、赤や黄色のコーヒーの実がなり、コーヒー豆の形はひし形で、大きさは均等ではありません。 アラビカ種やカネフォラ種(ロブスタ)と比較すると味が劣るなどの理由から、生産量は少なくなっています。

レインフォレスト・アライアンス
認証

1987年より世界の森林保護のために農業への認証を通して、野生生物の保護のみならず、 森林地域の労働者と地域共同体の権利や社会的境遇を守るために活動している団体です。 厳しい基準を満たした農園などに与えられる認証で、これは環境・社会・経済面の持続可能性を 義務付けた基準に準拠されたことを意味します。

レギュラーコーヒー

レギュラーコーヒーとは、焙煎したコーヒー 豆、もしくは焙煎した豆を挽いて粉にしたものをいいます。

ロースト(焙煎)

ローストとは、生豆を煎ることで、アロマや味わいの特徴を引き出す作業を指します。焙煎されたコーヒー豆 はその後、粉砕(グラインド)されます。

ロースター

ロースター(コーヒーロースター)とは、主に業務用のコーヒー焙煎機のことを指しますが、 家庭用の焙煎器具もあります。

ロブスタ種

ロブスタ種とは、アフリカのコンゴ原産でコーヒー豆の品種です。別名「カネフォラ種」と呼ばれています。 主に熱帯低地で栽培され、病害虫に強く丈夫な品種で成長が早いため生産性に優れています。 ロブスタ種は、他のコーヒー豆と比べて個性的な風味があり、少量でも味が良く抽出され、濃厚な味、 苦味を出しやすいことから、エスプレッソやアイスコーヒー、水出しコーヒーによく使われています。 https://www.cookdoor.jp/useful/glossary/cafe/2455701/

ワンウェイバルブ(フレッシュバルブ)

コーヒーの包装内の炭酸ガス、酸素を放出することで残存酸素濃度が緩やかに低下、 劣化原因となる酸素の侵入を防ぎます。(メリットとして、エイジングが不要になります。)

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