完熟したコーヒー豆は、甘いの?

完熟豆には糖分が多く含まれるので、甘みを感じやすいコーヒーになるという話を聞いたことはありませんか?
生豆をそのまま食べるのなら、甘みを感じることができるでしょう。
なぜなら、生豆が含むショ糖の量は、果実の熟成が進むにつれて増加していくからです。
しかし、生豆を焙煎した場合、ショ糖は化学変化によって、ほぼ無くなってしまいます。
コーヒーの甘みというのは、砂糖のような甘さではないということです。
では、コーヒーと甘みとは何でしょうか?
ショ糖は、焙煎するとコーヒーの色、香り、酸味のもとになり、甘いカラメル香が生まれるので、甘さとして感じられるのかもしれません。舌に感じる甘みということではなく。
完熟豆を焙煎すると、色づきがよくなり、香り豊かな酸味のあるコーヒーになるので、味の評価に繋がり、完熟豆はよいと表現をさせる理由のひとつになっています。
コーヒーの甘みを感じれるとすれば、人それぞれの食生活に関わってくるのかもしれませんね。